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Close To You の続き。 自然観察大好き~♪


by himeji555
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ニホンイシガメ♀


2016.5.15、午後3時過ぎ、気温24℃、やや強い南風、薄曇り。

ため池の堤体の笹に止まって雨降り前のザワザワ風をやり過ごすイトトンボを見ていると

どうしても目に付くのが、ため池から上陸して甲羅干し中のカメたち。

ミシシッピアカミミガメは、大抵が即ドッポン!できる水際で。

クサガメは、もう少し水際から上がった傾斜地で。

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更に上がった笹の中で寝こけているのも見かける。

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本日、アオイトトンボ♂を真横から撮ろうと笹の中に踏み入ってポジション探しをしていたら~


一歩も離れていない笹の中に・・・(@ ̄□ ̄@;)!!


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ずっしりと重く、産卵可能な体躯をしたニホンイシガメ♀

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背甲長約17cm、甲羅の成長線から7歳ぐらい。

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腹甲長約15cm

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どうかお達者で、♂のイシガメに出会えますように!

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リリース (@^^)/~~~

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このため池では、4~5年くらい前に岸に沿って泳ぐニホンイシガメを目撃し、

甲羅の一部が写った証拠写真をGET!していた。




Commented by ミーハー at 2016-05-16 07:02 x
この時期の雌亀は産卵場所を探して、より水から離れて徘徊してんだとおもいます。
多分交尾済みの卵抱えた個体だと思います。(ただの私の直感)
私も前々日、イシガメがあまりいないと思われる池でイシガメ発見しました。
Commented by himeji555 at 2016-05-16 22:05
ミーハーさん
鋭いご推察! そうであって欲しいですね~(^^♪
繁殖の相方が多勢のクサガメでないことを祈るばかりです。
イシガメが居ても素直に喜べないご時世でして、
過酷な環境でただ存えているだけのイシガメが★になれば、そのエリアは即、空白域になりますから。
ミーハーさんが見つけた池がイシガメにとってDNAを継いでいける環境でありますように!(^O^)/
Commented by pekeyama at 2016-05-16 23:49
>繁殖の相方が多勢のクサガメでないことを祈るばかり・・・
「うんきゅう」なるハイブリッドについて
ミーハーさんからHOTなメールをもらいました・・・
亀の寿命のサイクルと
近年の環境の変化のサイクルと
その時間の流れる速度の差がもたらす悲劇???

ヤイマでは
セマルハコガメとリュウキュウヤマガメの交雑が問題になっているとか・・・

PEKEは蝶以外は明るくありませんけれど
この広い生物界
色々な問題があるんですねぇ~

もっと教えて下さいませ
(って・・・自分で勉強せんとあかんのですけれど・・・)
Commented by ミーハー at 2016-05-17 07:50 x
厳しい言い方になるかもしれませんが、稚亀のみれない環境は採餌活動の落ち着いた老個体が残っていても、もうどうあがいてもイシガメの累代継続環境としては終わっているのかもしれません。
いくらミドリガメを駆除したって、陸上に餌を求めて成長するイシガメにとっては陸上との繋がりを絶つ閉鎖系の水路が累代の障害になってるんだと思います。 申し訳程度に水路にちょっとぐらいスロープつけたりしてもあかんと思います。
これからはもっと水中に適応した水ガメといわれる亀の天国になっていくことでしょう…。
でも、まだまだ上流域ではイシガメが占有していてイシガメは安泰です。
5月は産卵雌の徘徊時期!6月は稚亀の徘徊時期っすよ!
Commented by himeji555 at 2016-05-17 21:44
pekeyamaさん
「うんきゅう」は高貴な方々に珍重された時代もありましたね。
自然下のカメの営みでハイブリッドが出て来るのは止めようがありませんが、
今の時代、人為的に交雑させて親形質の出方を見て楽しむ愛好家がおられますね~(-_-;)
ネットオークションで銭儲けを企む輩もいたりで、そんな個体が脱走や放逐で自然下に出る可能性があり、
交雑も何代か経れば外見上は分からなくなっても、遺伝子汚染が拡散されて生物多様性が損なわれるのは問題です。

カメに限らず、経済活動していない生きものにとっては生き辛いご時世です。

イシガメが少なくなったのは乱獲やアカミミガメの所為だと環境省は今頃になって騒いでますが、
動植物が消えていく原因の大半は、ヒトによる生息域の破壊(開発とも言う)であって、
ヒトの手の入れ方が少ない場所では、イシガメなんか普通に繁殖してズラァ~~~ッと甲羅干ししてます。
清流域の激流でも踏ん張れ、山野を歩き回れる強靭な四肢を持つのがイシガメ。
泳ぎが上手いけど踏ん張りが効かず、汚れた環境が苦にならないアカミミガメと競合するのは、クサガメでしょう。
生き安い場所を得て繁殖するアカミミガメを悪者に仕立てて、補助金出して駆除すれば、助かる業者もいますが、
これまで生きものを海の向こうから拉致監禁して移入しての銭儲けを、ほぼ無法で黙認し続けてきたことや、
昔から暮らしてきた生きものたちの棲み処を、ヒトの都合だけで好き勝手に変えてしまったこと、
それを不問にして、一部の不心得者の仕業や物言えぬ外来種を取り沙汰するってズルいです。
省庁間の力学も大いに働いていて、やっぱお役所仕事だよなぁ~と絶望しそうですわ。

薄刈りやら開発で風前の灯火のチョウもいますね。
個人の趣味で放逐されたチョウの行く末や、在来のチョウとのせめぎ合いも案じられます。
後追い行政に頼らず、地道な生息域の保全活動をしておられる真の愛好家に敬意を表します。
Commented by himeji555 at 2016-05-17 21:46
ミーハーさん
仰る通りだと思います。
なんだかんだと言ってもカメはそこに居るじゃないか~は安心材料になりません。
長生きで我慢強い生きものだから、環境が激変して繁殖できなくなっても、老齢個体だけが生き延びてる。
そこには希望がありません。

イシガメは気立ての良いカメですが、決してか弱くはありません。
餌食いは他の種と同じく貪欲だし、産卵穴掘りでアカミミの卵を蹴散らしもするだろうし、
卵食も好んでやりますし、遜色なくカメ根性あります。
でも、イシガメが健全に生きていくには、清涼な水域と山野とその中間域との広い環境が必要です。
これは物言えぬカメの成り替わって声を大にして世界の中心で叫びたい!('◇')ゞ

アカミミガメを駆除しても、空いたニッチには別のアカミミガメが入るでしょう。
在来種保護を叫ぶなら、遺伝子汚染の元凶となる外来種のクサガメやミナミイシガメをどないかせにゃね~。
などと、カメをこよなく愛でるオバサンは考えます。

梅雨時に徘徊するカメがロードキルに遭ってるのを毎年見かけ、心が痛みます。
ヘルプしてやって、いつの日か竜宮城に招待してもらいましょうね!\(○`ε´○) コラ!コラ!
Commented by ミーハー at 2016-05-18 05:06 x
環境が激変して繁殖しずらくなって老齢個体が増えているのはまさしく日本国家であります。

経済優先のツケです。
Commented by himeji555 at 2016-05-19 17:51
ミーハーさん
何か既視感のあるカメ事情だと感じていましたが、将にそこでしたかぁー!
ジャ●ニカ学習帳の表紙が花だけになるような世の風潮もどないかならんもんでしょうかねぇ?(-_-;)
Commented by ミーハー at 2016-06-30 14:09 x
今週末のNHKダーウィンが来たはニホンイシガメっすよ。
Commented by himeji555 at 2016-06-30 21:21
ミーハーさん
お知らせありがとうございます!
関東は千葉辺りでの撮影だそうで、新たな脅威となっているアライグマ事件など出て来るかも~です。
その逞しさと愛らしさにイシガメの応援団が増えることを期待します。(^O^)/
by himeji555 | 2016-05-15 22:27 | カメ | Comments(10)